「おもちゃばこ」には先代とお客さん、そして家族の笑顔が詰まっています
Daisuke
Sato

佐藤 大祐 さん
福島県福島市出身
30代
自分が”楽しい”と思えることを選ぶ
米沢スキー場ペンション村にあるペットと泊まれるペンション「おもちゃばこ」を事業承継し、夫婦でペンションを営む佐藤大祐さん。ペンションのドアを開けると、息子さんの大峨くんが「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えてくれます。
2011年に大学を卒業し、地元福島で新聞記者として働き始めた大祐さんは、明るいニュースだけでなく、重い話題を取材する日々から「人を楽しませる仕事がしたい」と思うようになったそう。
おもちゃばことの出会いは、学生時代から続けるスノーボードがきっかけ。頻繁に米沢スキー場に通い、おもちゃばこの常連客となります。「おもちゃばこの先代は、人を惹きつける魅力があり、人を明るくし楽しませる力がありました。」「その頃先代は年齢を理由に引退を考えており、ペンション経営をやってみないか?と声をかけてもらったのがすべての始まりで、僕はその人柄に憧れ、後を継ぎたいと伝えました。」
その後、米沢への移住と同時期に結婚をし、ペンションおもちゃばこに夫婦で住み込んで実務経験を積んでいきます。「先代は惜しみなく経営のノウハウを教えてくれました。引き継いだ料理のレシピは今でも好評で、『おいしかったよ』と言われると、やっていて良かった、と心から思います」
大祐さんは新聞記者としての経験を活かし、自作の新聞「日刊おもちゃばこ」を作成して宿泊する方を楽しませています。「先代の思いを引き継ぎつつ、今後は夫婦の色も加えていきたいと思います」


山の中の暮らしって、けっこう快適ですね
「米沢は雪が降るのは当たり前。だからこそシーズンになると主要道路等はきちんと除雪されます。また、ネットで注文した商品はきちんと届くし、車で20分ほどで市内中心部へ行けるので不便さはありません。静かな環境なので、趣味のギターや日々綴っている小説の執筆もかなりはかどります」
そして、「米沢は、人を受け入れてくれる場所だと思います。ペンション村の経営者も、元々は移住者なので、受け入れてくれる温かさがあるのかもしれません」といいます。
「移住に迷っている方はまずは現地に行き、人と話してみて、地域を感じることが大切だと思います」
さらに大祐さんはペンション村の活性化のため、事業承継を応援する活動も行っています。「現在6つのペンションがありますが、高齢オーナーが経営しているペンションがほとんどです。もしペンション経営に興味のある方はお気軽にご連絡くださいね」
米沢スキー場の入口から車で登ること5分。そこには先代の想いと、それを引継いだ家族の生き方がありました。新緑、紅葉、雪。四季の移ろいを特に感じることのできるこの場所で、今日も新たな出会いが生まれています。


暮らしのーとは、米沢のいろんな暮らしを集めています。あなたの叶えたい暮らし、理想の米沢ライフについて、ぜひ米沢市の移住相談窓口まで教えてください!もしかすると、直接もっと深い話を聞いたり、新たな出会いにつながるかも。