米沢住YONEZAWA-JYU

LIFE

移住ガイド

暮らし

コンパクトで不自由なし
市街地と田舎の利点をいいとこ取り

市内にスーパーやコンビニ・学校・病院など、普段の生活に欠かせない施設がそろう米沢は、都市部から急に地方へ住むことに不安がある人でも安心感を持てるはずだ。​​地方特有のローカルな温かさやつながりがある一方で、一人になりたいときには一人になれる、そんな両面を備えた環境に暮らしやすさを感じている移住者は多い。ここでは、米沢のリアルな暮らしの事情について紹介しよう。

住環境

春夏秋冬、豊かな四季の移り変わりを感じる生活

季節の移り変わりがはっきりとした米沢。市街地のどこからでも見える周囲の山々は、季節により全く違う圧倒的な美しさを見せてくれる。市街地の利便性を享受しながらも、足を伸ばせば豊かで雄大な自然がすぐそばにある環境が大きな魅力だ。仕事や子育ての疲れは近くの温泉でサクッとリセット、新鮮な食べ物も体と心を満たしてくれるだろう。また、年間を通して祭りが多いことも特徴だ。しかも「傍観ではなく参加する」のが米沢スタイル。地域交流が多く、仲良くなった人と一緒に春の山菜を採りにいくのが楽しみという先輩移住者も。

雪のある暮らし

特別豪雪地帯・米沢では、早めの冬支度が肝心

雪を経験したことがない人にとって心配なのが雪事情だろう。山形県の中でも雪が多く、特別豪雪地帯に指定されている米沢では早めの冬支度が肝心だ。車は2WDよりも雪道の上り坂に強い4WDの方が安心。普通タイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えも必須だ。外出する際は車用のスノーブラシや長靴をお忘れなく。降雪時の道路事情では、朝の降雪量が10cm以上と予想されるときに除雪車が出動し、通勤時間までに主要な道路を除雪してくれる。一方、住宅まわりの雪対策や除雪は自分で行う必要がある。(詳しくは「住まい」へ)

交通インフラ

移動は車がメイン。市内循環バスやタクシーもあり

市内の移動は車がメイン。車を所有していない人は、市街地をまわる公共の市民バスや、タクシーを利用することが多い。市民バスの運行は1時間に1本程度。都市部のスピーディーな交通インフラに比べると、最初は不便に感じるかもしれないが、慣れれば問題ないだろう。また、市内で運行しているバスでスキー場まで気軽に行くことができるのも良い。郊外の一部の地域では「のりあいタクシー」があり、高齢者を中心に通院や買い物に利用している。米沢駅など市内3施設で貸し出している電動自転車で、おすすめコースを巡るのも楽しい。

生活コスト

車の維持費・燃料費は増える傾向

生活コストは、居住環境や生活スタイルにより異なるが、傾向として都市部と比較すると減るものと増えるものがある。例えば、地元の農産物を販売する直売所では、新鮮で安い野菜が手に入りやすい。時にはご近所から“おすそわけ”をいただくことも。一方で増えるのが車の購入費や維持費だ。車生活となるため、一家で2〜3台車を所有している家も少なくない。それから雪が降り冷え込む冬場には、電気・ガス等の光熱費がアップする傾向にある。左の図では、持ち家4人家族の生活費を例に上げた。現在の生活費と比較し、参考にしてみよう。

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