米沢住YONEZAWA-JYU

WORK

移住ガイド

仕事

人材を求めている企業は多数
起業や就農支援サポートも充実

ものづくりのまちであり、東北有数の工業地帯である米沢には、多種多様な企業が集まり、理系・文系問わず経験を生かせる仕事の選択肢が多い。また、最近は移住前のノウハウを生かし起業する人や、都市部の会社に在籍しながらテレワークをする人など、現代的で自分らしい働き方をする移住者が増えている。米沢ならではの「顔の見える関係性」や「コミュニティを育みやすい環境」があなたの新たな挑戦を後押ししてくれるだろう。

産業の割合

産業では製造業が主力

米沢市は、置賜地域(県南3市5町)の中で、産業・行政・教育・文化等、幅広い面で中心的な機能を有し、置賜地方の中では経済の要となる重要な位置を占めている自治体だ。主要な産業は製造業で、米沢八幡原工業団地を中心に事業所が集まっている。令和3年度の米沢市の製造品出荷額は5619億円にも上り、山形県内では第1位、さらに東北では第6位を誇る、東北有数の情報関連産業の集積地だ。米沢市の製造品出荷額の業種別内訳は、情報・電子・電機を合わせて約72%で過半数を占めている。

求人

求人倍率は、全国平均を上回って右肩上がり

有効求人倍率の全国平均が1.35倍に対し、ハローワーク米沢管内(米沢市・高畠町・川西町・南陽市)の有効求人倍率は1.55倍と、全国平均を上回る状況だ。米沢では人手不足で人材を必要としている会社が多く、正社員・契約社員・パートなど、自分の生活スタイルにあった働き方の選択肢がある。米沢商工会議所が運営しているウェブサイト「やまがた就職企業ナビ米沢」では、求人情報はもちろん、米沢で活躍している80以上の企業情報や転職・就職活動中の方を対象とした公的支援情報も発信しているのでチェックしてみよう。

起業支援

未開拓な余白が、チャレンジ精神を掻き立てる

地方ならではの未開拓な余白がまだまだある米沢では、起業や産業移転のチャンスがある。チャレンジを後押しする事業支援も多数用意されているため、新たな挑戦をするにはもってこいの環境だ。例えば、新規事業を起こす創業者に対し補助金を交付する「米沢市創業支援事業」では、40歳以下の補助上限額引き上げや転入起業者への補助拡充など、近年サポート体制を強化している。また「やまがたチャレンジ創業応援センター」では補助金だけでなく相談窓口やセミナー等の支援メニューも充実。起業に興味がある人は必ずチェックしよう。

就農支援

農業を始めるなら山形! 新規就農者数は東北No.1

日本屈指の農業県・山形は、つや姫に代表される全国有数の「米どころ」であり、サクランボ、西洋なし(ラ・フランス)が特に有名な「フルーツ王国」だ。令和4年度の新規就農者は358人。調査を開始した昭和60年以降で最多となり、令和2年度から3年連続で350人以上、東北6県では7年連続で第1位を誇る。農業に挑戦したい人は、新規就農者サポートが充実している「公益財団法人やまがた農業支援センター」をチェック。動機付け・就農準備のための研修・就農定着と、新規就農者に向け、各段階に応じたきめ細かな支援体制でやる気をサポートしてくれる。

コワーキングスペース

あらゆる価値観をシェアする新たな創造拠点

近年、米沢市内で増えているのが、さまざまな年齢・職種・所属の人々が空間と価値観を共有しながら仕事ができる「コワーキングスペース」だ。米沢駅構内の置賜広域観光案内センター内に令和5年1月にオープンした米沢駅コワーキングスペースは、営業時間は9〜20時、利用料は2時間300円、1日500円と手頃で利用しやすい。民間企業・団体が運営するCOGO Works(営業時間:9〜18時、利用料:月会費18,000円など)、スタジオ八百萬(営業時間:10〜19時、利用料:月会費10,000円など)も要チェック。

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